
全体のまとめ
IELTSとは何か?試験構成、スコアについて、受験の流れ、対策ポイントを詳しく紹介します!
4つのスキルをバランスよく強化し、過去問題やリスニング練習などを繰り返すことがスコア向上の鍵です。
IELTS対策をし、高スコアを取得することで英語圏への大学・大学院留学や海外移住、キャリアアップに役立てることができます!
IELTSとは?

IELTS(International English Language Testing System)は、イギリス、オーストラリア、カナダなど英語圏の国々で、留学、移住、就職を目指す人々に必要とされる英語能力を評価する国際的な試験です。アカデミックモジュールとジェネラルトレーニングモジュールの2種類があり、目的に応じて選択することができます。
- アカデミックモジュール: 大学や専門機関への入学を目指す人向け。
- ジェネラルモジュール: 英語圏への移住や就職を目指す人向け。
IELTS(アイエルツ)とは | 英語検定・試験のIELTS公式サイト (ieltsjp.com)
IELTSの試験構成

IELTSは4つのセクションで構成されており、それぞれが重要な英語スキルを測定します。
- リスニング(Listening)
40問、30分+10分の解答時間。リスニングスキルをテストするため、日常会話や学術的な内容の音声を聞き、その内容に関する質問に答えます。 - リーディング(Reading)
40問、60分。アカデミックモジュールでは、学術的なテキストを読んで理解力をテストします。ジェネラルモジュールでは、日常生活に関連した文章が使用されます。 - ライティング(Writing)
2つのタスク、60分。タスク1では、アカデミックモジュールではグラフやチャートを説明し、ジェネラルモジュールでは手紙を書くことが求められます。タスク2では、エッセイ形式で意見や議論をまとめることが求められます。 - スピーキング(Speaking)
11〜14分。面接形式で行われる口頭試験です。自己紹介や日常の話題について会話し、与えられたテーマに基づいて意見を述べることが求められます。
スコアの仕組み
IELTSは1〜9までのバンドスコアで評価され、0.5刻みで点数がつきます。各セクション(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)のスコアの平均が、全体のバンドスコアとして算出されます。
- 1.0〜2.0: 初心者レベル
- 3.0〜4.0: 基礎的な英語力
- 5.0〜6.0: 中級レベル(留学や仕事で求められる最低ライン)
- 7.0〜8.0: 上級レベル
- 9.0: 英語の運用に完全な能力がある(ネイティブ並み)
受験する学校や目的によって、必要なスコアは異なりますが、多くの大学や機関では6.0〜7.5のスコアが求められます。
IELTSバンドスコア・採点方法|英語検定・試験のIELTS公式サイト (ieltsjp.com)
IELTSの受験の流れ
IELTSの試験は年間を通じて世界中の多くのテストセンターで開催されています。公式サイトから試験の申し込みを行い、受験日を選択します。
- 費用: 一般的に約25,000円前後(国によって異なります)
- 試験形式: 紙ベースとコンピュータベースの2つの形式があり、自分に合った形式を選べます。
- 試験日程: リスニング、リーディング、ライティングは同日に行われますが、スピーキングは前後の日程で行われる場合もあります。
IELTS対策のポイント

IELTSのスコアを向上させるには、4つのスキル(リスニング、リーディング、ライティング、スピーキング)すべてをバランスよく強化することが重要です。以下にいくつかの基本的な対策ポイントを紹介します。
- リスニング: 日常会話や学術的なリスニング教材を使って、様々なアクセントや話し方に慣れる。
- リーディング: 実際の試験に近い形式の問題を解き、スピードと正確さを高める。
- ライティング: タスクごとの構成を理解し、時間内に書き上げる練習を繰り返す。
- スピーキング: ネイティブスピーカーやパートナーと会話練習を行い、自信を持って意見を述べるスキルを磨く。
最後に…

IELTSは単なる試験以上に、英語を学ぶ上での大きな目標となります。
今回は、IELTSの基本的な構造や試験の流れを解説しましたが、今後のブログでは、具体的な対策法やおすすめの教材についても詳しく紹介していきます。
本ブログでは、主にアカデミックモジュールのIELTS対策を紹介します。
スコアアップに向けて一緒に頑張りましょう!
次回のブログはこちら👇
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