前回は、おすすめの教材を使ったIELTSライティングセクション対策を紹介しました。ライティングセクションは、Task 1 と Task 2 に分かれています。それぞれに多く出題されるトピックやテーマについて詳しく見ていきましょう。

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全体のまとめ
IELTSライティングは、Task 1とTask 2それぞれで異なるスキルが求められます。Task 1ではデータ分析や手紙作成、Task 2では社会問題に関する議論や意見の表明が求められるため、さまざまなトピックに触れて対策をすることが重要です。しっかりとトピックごとの対策を行うことで、スコアアップを目指しましょう!
IELTSアカデミックのTask 1:図やデータの説明
Task 1では、グラフ、表、チャート、または図(プロセス図や地図)を分析して、その内容を客観的に説明することが求められます。主な出題内容は以下の通りです。
- 棒グラフや折れ線グラフ: 2つ以上のカテゴリーを比較し、データの変化を記述するものがよく出題されます。
- 円グラフ: 割合を示すグラフで、各要素が全体の中でどのような比率を占めるかを説明します。
- 表: 数値データを比較し、特徴や傾向を説明します。
- プロセス図: 何かが製造されるプロセスや、ある事象がどのように進行するかをステップごとに説明します。
- 地図: 都市や地域の変化、建物や施設の配置などを比較する問題が出されます。
対策ポイント:
- 重要な数値や変化に注目し、比較や傾向を述べる練習をすることが大切です。
- データの概要を簡潔にまとめ、無駄な説明を省くスキルが求められます。
IELTSライティングTask 2:エッセイのトピック
Task 2では、エッセイ形式で意見や議論を述べる問題が出題されます。このセクションで出されるトピックには、多くのパターンがあり、主に社会問題や日常生活に関連するテーマが取り上げられます。

主なトピックのカテゴリー
- 教育:
- 例: 「子供に宿題を出すことは必要か?」
- 教育システムの利点・欠点や、親の役割、技術の影響などについて議論するものが多いです。
- 環境問題:
- 例: 「地球温暖化に対する国際的な対策は十分か?」
- 環境保護、気候変動、エネルギー資源の利用などが出題されます。
- 社会の変化:
- 例: 「働く女性の増加は社会にどのような影響を与えるか?」
- ジェンダー問題、労働市場の変化、家族構造の変化など、現代社会のトレンドがテーマに。
- テクノロジー:
- 例: 「インターネットの普及による利点と欠点は何か?」
- 技術の進化が生活に与える影響、AIの普及、デジタル依存などがトピックに上がります。
- ヘルスケア:
- 例: 「政府は国民の健康を守るためにもっと予算を使うべきか?」
- 健康維持、医療制度、フィットネスや食生活など、健康に関する議論が多いです。
- 文化と社会:
- 例: 「グローバル化が各国の文化に与える影響は?」
- 文化的アイデンティティ、グローバリゼーションと伝統文化の関係などが問われます。
対策ポイント:
- 各トピックに対する自分の意見を整理し、論理的に展開できるように練習しましょう。
- 具体例を用いたり、反対意見に触れつつ自分の立場を明確にすることで、説得力のあるエッセイを作成します。
- 実際、まずは日本語でもいいので上記のトピックでエッセイを書いてみましょう。(150単語以上で)
次回のブログでは…
次回は、ライティングスキルをさらに強化するための具体的なエッセイの書き方や、効果的な表現の使い方について詳しく解説します。
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