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全体のまとめ

IELTSスピーキングPart 2で高スコアを獲得するためには、以下のポイントを押さえることが重要です。
- 試験官の評価基準を理解する: 流暢さ、一貫性、語彙力、文法、発音に注意を払いましょう。
- 効率的な準備方法: メモを活用し、導入・メイン・結論の3つのポイントで話を整理しましょう。
- 効果的なテンプレートを使う: 一貫した構成を持ったスピーチを心がけ、テンポよく話す練習をしましょう。
- 語彙力の向上: よく出題されるトピック別の語彙を覚え、同義語や反義語、よく使われるフレーズを活用して、表現力を高めましょう。
最も重要なのは、実際に声に出して練習することです!
試験の前にできるだけ多くの練習を積み、スムーズで自信を持ったスピーチができるように準備しておきましょう。
何度も繰り返し練習することで、自然に話せるようになり、当日のパフォーマンスが格段に向上します。
最後に、焦らずリラックスして臨むことが大切です。
自信を持って話すことで、試験官に良い印象を与えられます!!!
最後まで読んで、ぜひ今回の内容を参考にして、対策に取り組んでみてください!!!
IELTSスピーキングのPart2とは?

IELTSスピーキングの中でも、Part 2は最も挑戦的なセクションの一つです。
限られた準備時間で、トピックカードを渡され、メモ用紙と考える時間が与えられた後、その指定されたトピックについて1~2分間話し続ける必要があります。
このパートで高スコアを狙うためには、事前の練習が不可欠です。
また、ただ単に話すだけでなく、試験官が評価する基準をしっかり理解し、その基準に沿った回答を準備することが重要です。
試験官の評価基準を理解しよう

IELTSスピーキングPart 2で試験官が注目しているのは、以下の4つの要素です:
- Fluency and Coherence(流暢さと一貫性)
試験官は、話がスムーズで論理的に展開されているかどうかを見ています。話の流れが途切れることなく、つながりがあるかがポイントです。具体例を交えながら、トピックに沿った一貫性のある回答を心掛けましょう。 - Lexical Resource(語彙力)
適切な単語を使い、語彙のバリエーションが豊富であることが求められます。IELTSでは、一般的な言葉だけでなく、より具体的で精度の高い語彙を使うことで、語彙力を示すことが重要です。たとえば、「good」を「excellent」や「superb」に変えるだけでも印象は大きく変わります。 - Grammatical Range and Accuracy(文法の範囲と正確さ)
複雑な文法構造を正確に使いこなすことがスコアアップのカギです。単純な文だけでなく、条件文や比較文、過去完了形などを駆使することで、文法的な多様性をアピールしましょう。 - Pronunciation(発音)
発音が正確で、相手に伝わりやすいかどうかが評価されます。アクセントは問題ではありませんが、音の明瞭さやイントネーション、ストレスのかけ方などが重要です。
詳しくは👇
Band_Descriptors_for_IELTS_Speaking_test_-_JP.pdf (ctfassets.net)
ロングスピーチでの準備と心構え

トピックカードを渡された後に与えられる1分間の準備時間は短いですが、この時間を最大限に活用することが大切です。
以下に、効率的に準備するために意識したステップを紹介します。
メモを活用する
準備時間にトピックカードを読み、頭に浮かんだアイデアを素早くメモしましょう。この際、キーワードや短いフレーズを書くだけで十分です。たとえば、トピックが「あなたが最近読んだ本について話してください」であれば、以下のようにメモを取ることができます:
- Title(タイトル)
- Plot summary(あらすじ)
- Why I liked it(なぜ気に入ったか)
- Recommendation(おすすめポイント)
話す内容を3つのポイントに分ける
1分間のメモ取りが終わったら、話の内容を3つのポイントに分けて整理します。スムーズに話すためには、以下のように段落を分けると良いでしょう:
- Introduction(導入): トピックに対する簡単な概要を述べる。
- Main Points(メインポイント): トピックに関連する具体的な事例や意見を述べる。最低でも2つの具体例を入れると良いです。
- Conclusion(まとめ): 短くまとめて、最後に自分の意見や感じたことを述べる。
効果的なスピーチテンプレート

IELTSスピーキングPart 2では、トピックに対して時間内で一貫性のある話をする必要があります。
このため、以下のテンプレート(おすすめの本についてが問題のテーマの場合)に沿って練習することで、スムーズに話す準備ができます。
- 導入部分 (Introduction):
まずはトピックについて簡単に紹介し、話の流れを提示します。次に、話す内容を予告しておくと、試験官も話の流れをつかみやすくなります。- 例: “I’d like to talk about one of my favorite books, ‘The Great Gatsby.’ It’s a novel that left a lasting impression on me.”
(私の好きな本『グレート・ギャツビー』について話したいと思います。この本は私に大きな影響を与えました。)
- 例: “I’d like to talk about one of my favorite books, ‘The Great Gatsby.’ It’s a novel that left a lasting impression on me.”
- メイン部分 (Main Points):
トピックに関連する具体的な例をいくつか挙げます。ここでは、話す内容を2~3つのポイントに分け、それぞれのポイントを具体的に掘り下げましょう。- 例: “First of all, the storyline is incredibly captivating. The way the author describes the characters and the era is vivid and detailed.”
(まず、物語の展開が非常に魅力的です。著者が登場人物や時代を描写する方法がとても鮮やかで詳細です。)
- 例: “First of all, the storyline is incredibly captivating. The way the author describes the characters and the era is vivid and detailed.”
- 結論 (Conclusion):
話をまとめ、最終的な感想や意見を述べます。試験官に印象を残すためにも、短くても自分の考えや感想を加えることが大切です。- 例: “To sum up, ‘The Great Gatsby’ is not only a compelling story but also a reflection on society and human nature, which is why I would highly recommend it.”
(まとめると、『グレート・ギャツビー』は魅力的な物語であるだけでなく、社会や人間性についての洞察も与えてくれるので、ぜひお勧めしたい本です。)
- 例: “To sum up, ‘The Great Gatsby’ is not only a compelling story but also a reflection on society and human nature, which is why I would highly recommend it.”
テンポよく話すための3つのコツ

- シンプルで短い文章を意識する
焦らずにテンポよく話すためには、短くシンプルな文を意識することが重要です。特に、長く複雑な文を使おうとすると、途中で詰まる可能性が高くなるため、できるだけ簡潔に話しましょう。 - つなぎ言葉をうまく使う
会話の流れを保つために、つなぎ言葉を上手に使いましょう。たとえば、**”Well,…“や“Let me think for a moment…“**などは、次のアイデアを考える時間を稼ぐための便利なフレーズです。また、自然に話すための練習として、実際の日常会話でもこれらのフレーズを使うようにすると良いでしょう。 - 話すスピードを調整する
テンポよく話すために、急いで話す必要はありません。むしろ、ゆっくりと明確に話すことで、試験官が理解しやすくなり、発音や文法のミスも減らすことができます。焦らず、リズムを意識しながら話す練習をしてみてください。
例:よく出題されるトピックと関連語彙
- 旅行 (Travel):
Destination, itinerary, backpacking, sightseeing, breathtaking views, local cuisine, cultural experience - 仕事 (Work):
Job satisfaction, work-life balance, promotion, colleague, teamwork, challenging tasks, professional growth - 教育 (Education):
Curriculum, extracurricular activities, academic performance, educational system, student-teacher interaction, peer pressure
IELTSスピーキングセクションPart2の参考にした問題例のサイトを下げておきます。ぜひ参考にしてみてください👇
IELTS Speaking Part 2 Topics & Questions (ieltsliz.com)
これらのトピックごとの語彙を練習することで、Part 2のスピーチ内容を豊かにし、より具体的な例や意見を述べることができるようになります!
語彙力を高めるための具体的な練習法

- 語彙ノートを作る
私は、日々のIELTS対策の中で出会った新しい単語を、関連するトピックごとにノートにまとめていました。新しい単語を覚える際は、意味だけでなく、その単語が使われる具体的な文脈や例文も一緒に記録することで、実際のスピーチで自然に使えるようになります。 - 同義語や反義語を覚える
IELTSでは、同じ単語を繰り返し使わずに、さまざまな表現を使うことが求められます。たとえば、「important」を「crucial」「significant」に置き換えるだけで、より多彩な表現力をアピールできます。これによって、試験官への印象が良くなり、スコアアップが期待できます。語彙ノートに新しい単語とその類義語を一緒に記録するようにしましょう。 - フレーズの練習を積む
単語だけでなく、実際に会話でよく使われるフレーズやコロケーション(単語のよく使われる組み合わせ)を覚えることも大切です。たとえば、「have a profound impact on ~」や「play a crucial role in ~」といった表現は、IELTSのスピーチで非常に効果的です。
模範解答を分析しよう

IELTSの模範解答を分析することで、試験官が求めている具体的な回答スタイルや語彙の使い方、話の展開方法を学ぶことができます。
模範解答は公式サイトや教材に掲載されていますので、それらを読み込むとともに、自分でスピーキングの練習をする際にも参考にしましょう。
模範解答を声に出して練習することも、語彙力や流暢さを向上させるのに役立ちます👇
IELTS Practice Speaking Test 2 – Part 2 | Take IELTS (britishcouncil.org)
公認問題集も参考にしてみてください👇
よく視聴して勉強していたIELTS講師の動画も一緒に参考にしてください👇
ネイティブスピーカーの講師のサービスを利用して壁打ちを!

IELTSスピーキング対策の難敵は、本番慣れをすることです。まずその機会を作るのにも苦労します。
なかなかIELTSに精通し、アドバイスをしてくれる日本人も少ないものです。今読んでくださっている皆さんの周りにはIELTS対策に効果的な練習相手がいますか?
私も最初は、学生時代のネイティブ友人に手伝ってもらっていました。しかし、文法間違いなどを指摘してくれて、勉強にはなるのですがIELTS特有のアドバイスはもらえませんでした。
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やはりIELTSスピーキングセクションでの高スコア獲得への近道は、IELTSに精通した講師との対策でした。恥ずかしからず、アドバイスを聞きまくっていました、、、(笑)
下記の順番をひたすら繰り返し行うことで、6.0の高スコアを獲得することができました!
- 講師に本番さながら、問題を出してもらい、それらに回答していく。
- 一通り終了後、評価をしてもらいアドバイスをもらう。(語彙、回答方法、言い回し、構成などついて)
- アドバイスをノートに書き留め、次のレッスンでそれらの点を意識し、1から取り組む。
- 1~3を繰り返し、半年ほど行う。
- 高スコア獲得!

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次回のブログでは・・・

IELTSスピーキングテストのPart 3では、試験官との会話がさらに深まります。
このセクションでは、意見を述べたり、異なる視点に反論したりする能力が問われます。
次回のブログでは、高得点を狙うための便利なフレーズや、意見を効果的に伝える構文を詳しく紹介します。
また、異なる意見に対応する際の注意点や、試験官との会話を自然に展開させるためのテクニックも解説します。
自分の意見を明確に伝え、相手に納得してもらうスピーキングスキルを磨くための内容をお楽しみに!
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